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現状認識とSWOT分析~経営指針セミナーpart2
オホーツク支部は9日、先月開催した私の会社の経営指針づくりセミナーの続編を開き、自社の現状認識とSWOT分析について学びました。
前回に引き続き講師を務めた北見信用金庫の岡村氏は、前回の講義で触れた経営理念、経営方針、経営計画の3要素についておさらいをし、「自社にはどのような資産があるのかを正しく認識することが重要だ。ヒト、モノ、カネ、情報そして自社の長所と短所を素直に受け止めることができなければ、どんなに立派な計画を作っても実のある経営計画にはならない」と警鐘を鳴らしました。
さらに岡村氏は、「SWOT分析で顧客と競合相手に影響を与える外部要因(機会と脅威)と、競合に対する自社の強みと弱みを特定することが可能だ。分析を進めていくと、徹底した他社との差別化戦略をとるのか、または今ある資源と強みを活かした戦略をとるのか、自社がとるべき戦略の方向性を見出すことができる」とし、厳しい経営環... もっと読む →
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私の会社の経営指針づくりセミナーを開催
同友会は「経営理念」「経営方針」「経営計画」が三位一体となった経営指針づくりを推進しています。10日に私の会社の経営指針づくりセミナーを開き、北見信用金庫の岡村勝英氏が講演しました。
岡村氏は「経営の基本的なあり方や目指す姿を示すものが経営理念だ。3年から10年後に企業が目指す姿と経営理念の具体化をするものが経営方針であり、この1年間で一体何をするのかを決めるのが経営計画だ」とし、理念、方針、戦略の3つがすべて必要であると語りました。
また、岡村氏は「確かに理念は重要だが、果たして実現可能性はあるのかが問題。理想ばかり追い求めるのではなく、自社の経営資源や強みなどをよく分析し、到達可能なレベルを目指す必要がある。さらに、経営陣や担当者だけではなく全社一丸となってつくり上げたものかどうかも、その後の経営に影響を与えるのではないか」とし、自社の現状をしっかりと把握する必要性を示唆しました... もっと読む →
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社員とどう向き合うか~第4回DoyuログCAFE
オホーツク支部は25日に第4回DoyuログCAFEを開き、はまほろの楢林克幸氏が話題提供しました。同社は平成20年に設立、秋小麦、馬鈴薯、甜菜、蕎麦を主力とし、経営面積は国内最大級の畑作法人です。
楢林氏は「この法人の設立目的の一つに雇用を確保することと農業者の後継者候補の育成がある。農業をやることが地域の維持と活性化につながると思う」とし、「構成員はもともと個々の農業経営者。法人を設立する際に事業計画は作成していたが、組織としての目的を明確化し統一的な考え方が必要であり、経営理念の作成は必要不可欠だった」と回顧しました。また「ピンチはチャンスだ。組織一丸となって意識改革をしていかなければならない」と述べ、経営指針を生かすために自社で取り組んでいる事柄について触れました。
その後、「社員とどう向き合うか」について参加者で討論しました。
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経営指針づくりで私はこう変わった~第3回DoyuログCAFE
オホーツク支部は25日、第3回目のDoyuログCAFEを開き、第1期経営指針道場を修了したオホーツク大地の笹川啓行氏が話題提供しました。同社は平成4年設立、北見市に本社を置き、帯広、旭川をはじめとする道内各拠点で有機質肥料や土壌改良剤等の販売を展開しています。笹川氏は、土木建築業等の勤務を経て平成18年1月にオホーツク大地に入社し、現在副社長として活躍中です。
笹川氏は同友会での経営指針道場の経験を踏まえて、「経営指針道場受講前は現社長が作った経営理念があり、月一回の社内全体会議、また各支店、営業所でも必ず唱和しており、経営理念は暗記していた。ただ、それが自分の行動に大きく影響があったかはわからず、その必要性への理解も乏しかった」としたものの、「道場受講をきっかけに、何のために経営しているのか、また従業員との関係などの各項目を一つずつ突き詰めていくことで、今の自分自身の行動と照らし... もっと読む →
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私にとって社員とは?スタッフとは?~第2回DOYUログCAFE
オホーツク支部は24日に第2回目のDOYUログCAFEを開き、北見、旭川に拠点を持ち、人材派遣業を展開するSALTOの只石弘樹氏が問題提起しました。只石氏は支部経営指針づくり推進委員会が主管する第2期経営指針道場を修了。現在は作成した理念をもとに強靭な企業を目指して奮闘中です。
只石氏は「当初は取引先はすべて私のお客様であり、スタッフさんは私のお客さまである取引先に迷惑をかけないことが当たり前だと考えていた。私は社員さんがやりがいを感じられる環境を与えていなかった。案の定社員さんもスタッフさんも辞めていった」とし、顧客満足ではなく自分満足の企業経営だったと回顧しました。
加えて氏は「経営指針道場を受講し、激論の中で様々な気づきをいただいた。企業経営していく上で社員さんもスタッフさんもかけがえのない存在であり、共存共栄していかなくては厳しい経営環境を乗り越えることはできない。私の使命は... もっと読む →
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経営者の仕事とは何か?~ログCAFE開催
北海道同友会では厳しい経営環境に臆することのない強靭な企業づくりを目指して、経営指針づくりの学習会を開催しています。オホーツク支部は、経営指針づくり推進委員会が中心になり経営指針道場を開講しています。今年度は同委員会が主催し、ログCAFEを展開。第1回目が12日に開かれ、「経営者の仕事ってなぁに?」をテーマに参加者が意見交換しました。
冒頭、市内で農機具製造を展開するサンヨー工業の新鞍さんが話題提供し、自社の略年史を用いて会社の歴史と時代背景について触れました。技術士として長年同社で仕事をしてきた新鞍さんはある日社長になりました。昨年同友会の経営指針道場で1年間、経営者と企業経営について学び、現在は若手社員と働きやすい企業づくりを目指して奮闘中です。
新鞍さんの話題提供ののち「経営者の仕事」について活発な意見交換がなされました。参加者からは「経営者は重要な意思決定をすることは勿論のこ... もっと読む →
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なぜ経営指針は必要なのか~オホーツク支部7月例会
オホーツク支部は20日に7月例会を開き、アーバンライフ建築総合研究所の中井二郎氏がなぜ経営指針が必要なのか問題提起しました。中井氏は現在、同友会旭川支部副支部長として活躍中です。
中井氏は、同友会で経営者とは、会社とは何かを学んだとし「7年前の全道重点方針の中の一つに、経営指針の成文化を推進する項目が掲げられた。その際に改めて同友会の書籍を通じて様々なことを気づかされた。労使見解の中には経営者の責任について書かれているが、これは非常に大きな命題だ。我々中小企業経営者は社員と共に学び、地域とともに歩む企業をつくりあげなければならない」と強調しました。
さらに同氏は自らの経営体験をもとに「会社が存続の危機を迎えたときに何故そう生ったのかを真剣に考えた。理念も方針も計画もなにもなく、何が良くて何が悪いのかの判断基準になるものがなにもなかったため、社員はそれぞれが自分の都合や思いつきで働い... もっと読む →