オホーツク支部は8月29日、支部例会を開催しました。モティベーションアッププログラム「SMI」の普及、販売を手がけるキャリエール札幌の覚張利彦氏が「モティベーションの偉大な力~成功を手にする心構えとは~」と題して報告。会場には、一般の参加者も含めて40名が集まりました。
SMIは、「サクセス・モティベーション・インスティチュート(研究所)」の略称で、本部はアメリカテキサス州にあります。目標達成のためには、そのスキルと同時に、心構えが重要であることを研究発表している会社です。複数業界における社員教育、家庭内教育、学校教育、個人能力開発、そしてスポーツ選手のメンタルマネジメントまで幅広く研究し、大きな成果を出しています。
覚張氏は「モティベーションは、モーティブ(理由)+アクション(行動)が語源であり、勢いやテンションとは違うもの。結果が出る人は、行動する明確な理由を持っている」とし、成功への心構えについて説明。さらに目標達成へのアドバイスとして「目標は具体的な数値で設けることが大切。『いつまでに何を成し遂げる』という期限と数値を示すことが、目標達成への一歩となる」と述べました。また、多くの人が課題とするモティベーションの低下について触れ「一度金メダルを獲得すると、モティベーションは下がってしまうもの。金メダルを獲る理由、つまり新たな動機を見つけることで、モティベーションを維持していける」と述べ、オリンピックの金メダリストを例に挙げて解説しました。