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現状を打開する異質化戦略を学ぶ 支部5月例会

 オホーツク支部は25日に例会を開き、「激変する現状を打開する異質化戦略~経営指針で全社一丸体制をつくる~」と題して、ソーゴー印刷社長でとかち支部副支部長氏の高原淳氏が講演しました。

 ソーゴー印刷は、帯広市に本社を構え、フリーペーパー月刊「しゅん(旬)」や、北海道の魅力発信「スロウ」、地元の食にスポットを当てた「ケランケラン」など、地域に密着した情報誌の発行で知られています。

 高原氏は冒頭「自社は印刷業だが、印刷や出版だけが仕事ではない。地域の魅力を掘り起こし、世の中に発信することも役割のひとつだ」と述べ、商品やサービスに新たな価値を生み出す考え方を説明。さらに「時代の変化と自社のビジョンを擦り合わせ、飽くなき追求によってこれまでにない価値を創造することが異質化だ」と語りました。

 また、経営指針作成について触れ「理念やビジョンを社員と共有し、納得がいくまで根気強く作り続ける必要がある。経営指針作成は、全社一丸体制を築くための土台だ」と述べ、10年に亘り着手した経営指針作成の実践を報告しました。

 報告後は「他社との異質化を図る自社の強みとはなにか」をテーマにグループ討論を行われ、白熱した議論が交わされました。

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