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農業を続けることは、故郷を守ること~はまほろ見学例会

 農業水産部会・たんぽぽの会は28日に合同で6月例会を開き、佐呂間町のはまほろ(オホーツク支部会員)を見学しました。同社は秋小麦、甜菜、蕎麦を主力とし、経営面積は550haを有する国内最大の畑作法人です。また、全圃場の土壌診断の実施や、WEB-GISによる生産工程管理による精密農業に取組んでいます。

 かつては13,500人を有した佐呂間町の人口は現在5,900人。同町の基幹産業の一つでもある農業の戸数も、ピーク時の1,200戸に対して現在は188戸まで減少しています。楢林氏は「当初は何の目標もなく周囲に流されるままに農業を継いだため、農業は嫌いでしかたなかった。ただ、地域の窮状を考えたとき、農業を続けて人を雇用していくことこそが自分自身が生まれ育った故郷を守ることだと気づいた。当時、仲間の農業者の離農も重なり、地域で農業を営む意味を考えされられた」と語り、平成20年の法人設立に至った経緯に触れました。さらに同氏は、「法人化によりスケールメリットを生かした好条件での取引が可能になると同時に、圃場区画の拡大により作業効率を大幅な向上に成功し、コスト削減にも繋がっている」と述べました。

 参加者は同社の十割蕎麦に舌鼓をうつとともに、実際に農機や圃場の見学を通じ学びを深めました。

★はまほろのホームページはこちらをご覧ください
http://www.hamahoro.jp/

十割蕎麦が楽しめる蕎麦処はまほろ

 

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