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北見市経済を強くするには?~支部7月例会を開催~

 

7月3日(水)、オホーツク支部7月例会では、「北見市経済を強くするには?~数字から
実態をつかみ、中小企業型地域づくりを~」をテーマに、釧路公立大学の下山 朗准教授
が講演し、40名の参加者が学びました。

先の4月1日に「北見市中小企業振興基本条例」が施行されましたが、4年前に施行され
た釧路の同条例を参考に、条例が施行された背景やその意義、実際の役割について確認。
条例の具体的実践として取り組んだ「地域経済推進力研究事業」の内容に触れ、「強みと
弱みを数値化することで地域企業の実態や課題が明らかになり、どこに力点を置いた事業
を行うべきかが見えてきた。釧路の地域活性化へのハードルは高いが、不断の努力で持続
的に学び、具体化を目指す必要がある」と、条例制定後の取り組みの大切さを語りました。

また、北見市経済について、人口動態や企業統計、産業連関表などを用いて分析した
結果を報告。「他地域に比べても農林漁業が盛んでありながら、都市的な機能も充実して
いる」などの特徴に触れました。また、「農産品などは、道外への販売が活発だ。オホーツ
クブランドにさらに磨きを掛けることで、より可能性が広がる」というアドバイスもありました。

最後に「データを用いて現状を正しく理解し、産学官金で共有し、ネットワークの中で地域
づくりを行うことがますます重要だ」とまとめました。

shibu7gatu

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