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社会と企業が抱える問題に鋭く迫る~上野塾開講

 オホーツク支部は、会員で社会保険労務士の上野氏が社会と企業が抱える問題に鋭く迫る「上野塾」を開講しています。シリーズ第1講目は「酒と煙草と女と男」と題して、就業規則とセクハラや飲酒、受動喫煙について取り上げました。

 労働協約と就業規則について触れた上野氏は、「労働協約も就業規則も労働契約も労働基準法に違反することはできない。また、使用者が作成する就業規則や、使用者と個々の弱い立場での労働者が結ぶ労働契約よりも、労働者の団体である労働組合が使用者と結んだ労働協約が優先する。そして、個々の労働契約よりも使用者が労働者代表の意見を聞いて制定する就業規則が優先することになる」と述べました。

 さらに上野氏は「たとえば業務外の飲酒が会社の信用を大きく失墜させ、その後の企業経営に重大な悪影響を及ぼすこともある。就業規則等で懲戒解雇の事由として記載するなど、全社に知らせておく必要がある。また、就業規則は作ってそのままにしておくのではなく、社員がいつでも見ることができるようにしておく必要がある」と強調しました。

<第2講のご案内>
■日時:9月27日(木)18時30分~20時30分
■会場:北見市東地区公民館第3研修室
■テーマ:若いやつほどよく老いる
平均寿命は年々伸びています、年金問題、高齢者雇用の問題は、若い人ほど深刻です
■キーワード:就業規則、年金、高齢者雇用

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