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現状認識とSWOT分析~経営指針セミナーpart2

 オホーツク支部は9日、先月開催した私の会社の経営指針づくりセミナーの続編を開き、自社の現状認識とSWOT分析について学びました。

 前回に引き続き講師を務めた北見信用金庫の岡村氏は、前回の講義で触れた経営理念、経営方針、経営計画の3要素についておさらいをし、「自社にはどのような資産があるのかを正しく認識することが重要だ。ヒト、モノ、カネ、情報そして自社の長所と短所を素直に受け止めることができなければ、どんなに立派な計画を作っても実のある経営計画にはならない」と警鐘を鳴らしました。

 さらに岡村氏は、「SWOT分析で顧客と競合相手に影響を与える外部要因(機会と脅威)と、競合に対する自社の強みと弱みを特定することが可能だ。分析を進めていくと、徹底した他社との差別化戦略をとるのか、または今ある資源と強みを活かした戦略をとるのか、自社がとるべき戦略の方向性を見出すことができる」とし、厳しい経営環境の中でこそ、企業経営に真正面から向きあう必要性があると強調しました。

 その後参加者は、「機会」と「脅威」について討論しました。

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