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社会保障とこれからの日本を考える~上野塾第3講

オホーツク支部は、社会と企業が抱える問題に鋭く迫る「上野塾」を開講しています。25日に開かれた第3講は「ユートピア」をテーマに、社会保障や生活保護制度について取り上げました。

上野氏は、テーマに挙げた『ユートピア』について「イギリスの思想家トマス・モアが1516年に出版した書物の中に描かれた空想の社会。衣食住、なに不自由のない生活が補償される一方、生活すべてが統率される管理社会だ。衛星面への配慮や徹底した監視による犯罪の抑制などによって理想郷とも呼ばれ、現代に語り継がれている」と説明。続けて「高齢者福祉や生活保護など社会保障の充実によって、一定水準の暮らしは保障されるものの、自律できない世帯の増加が懸念されてる現代の日本と似ている」と指摘しました。

また、人口の推移と社会保障について触れ「総務省の統計によれば、50年後、日本の人口の4割以上が高齢者となる。若年層への金銭的、肉体的な負担が増加するだけでなく、未婚や少子化などの問題に直結する。高齢社会に益々拍車をかける形になるのでは」と述べ、日本の社会保障制度と今後の課題について説明しました。

<第4講のご案内>
■日時:11月22日(木)19時00分~21時00分
■会場:北見市東地区公民館第3研修室
■テーマ:現代東京物語
年老いた両親の東京旅行を通じて、家族の絆、夫婦と子ども、老いを描いた小津安二郎の名作「東京物語」これをもとに現代社会の問題に迫る
■キーワード:高齢者介護、育児介護休業、障害年金、成年後見人制度

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