6月25日(水)~27日(金)、「オホーツクの未来を切り拓く東京スペシャルツアー」を実施し、3日目の研修として、「中小企業振興基本条例」の先進地である墨田区役所を訪ねました。産業経済課長の郡司剛英さんから墨田区の歴史や特徴、条例制定の背景、条例に根差した取り組みなどをお話しいただきました。
35年前、全国で初めて同条例を制定した墨田区。日本経済史や地域の歴史にも触れながら条例が制定された背景を解説し、「地域の中小企業を救う事が、地域経済活性化の最重要課題だ」という認識に立って、あらゆる施策を展開されています。また、「これまでのような地域全体に向けた施策ではなく、これからは競争力のある“個”を徹底的に支援したい」という方向性も語った郡司氏。北見市にも「北見市中小企業振興基本条例」があり、参加者からも様々な質問が出されましたが、この取り組みを参考にオホーツク・北見らしい具体的展開を探ってます。