その後、支部幹事であるエムリンク代表取締役の本見研介氏が自らの同友会活用術を報告。佐呂間町を基点に介護施設を経営する氏は「信頼できる友人がほしくて同友会に入会した。脱サラして見ず知らず土地で起業したが、この地域で商売する方々の背中を見て、人間関係が最も大切だと感じた」と入会当時を振り返りました。また、介護業界で課題となっている人材の定着や雇用問題について触れ「就労支援や社員教育など、異業種でも共通の問題を抱える経営者は少なくない。他の経営者と協力することで、問題解決の糸口を掴むケースもある。同友会で信頼できる仲間を作ってほしい」と述べ、新入会員へアドバイスをしました。
ガイダンスのあとには懇親会が行われ、各業界の最新情報や自社の展望などを語り合い、交流を深めました。
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藤井氏は、売上構成の93%を道外市場が占めていることに触れ「流通コストの高さが課題であったが、『北海道で作ったコロッケを全国に広めたい』という強い思いで販路を拡大した。『サンマルコ食品といえばコロッケ』というブランドイメージも確立しつつあるが、さらに新しい商品を提供し続けたい」とものづくりに対する思いを語りました。
また、社員教育について、「『知らないことよりも、知っている振りをすることが恥である』と社員に言い聞かせている。私も含め、質問しやすい社風が自社の特徴だ」と報告。続けて「行動が伴わないと評価はされない。知っているだけではなく、行動が血肉化(ちにくか)し、習慣化するまで言い続けることが社長の仕事だ」と述べました。
最後に「会社は社長の器よりも大きくならない。経営者が学び、成長することで会社も成長していく。経営者、人として成長するためのヒントがたくさんある同友会を、ぜひ活用していただきたい」と同友会の魅力に触れました。
講演会後は、藤井社長、ゲストの方々を囲んで交流会を行いました。
会場では、経営者や幹部社員の皆さんが、自社の取り組みや同友会の魅力を語り合い、交流を深めました。
続いて行われた支部幹事からの話題提供では、農業生産法人はまほろ代表取締役の楢林克幸氏が、同友会の活用法を紹介。「異業種交流だからこそ、経営者としての本音を語ることができた。新たなアイディアや考え方を学ぶとともに、人脈も広がった」と自身の体験を振り返りました。また、「同友会で学んだことを自社に持ち帰り、ひと工夫加えて実践することが大切だ」と新入会員にアドバイスを送りました。
]]>オホーツク支部では今後も新会員の皆さんを対象にガイダンスを開催いたします。
]]> 福山氏は「わたしは社員がイキイキと意欲的に仕事ができる会社をつくるにはどうしたらいいかを考えながら経営してきた。社員に成長を求めるためには経営者自身の成長が不可欠だ。同友会は経営者としての立ち位置や考え方を学ぶ場だと感じている」と述べました。
さらに同氏は「企業においては社会的使命に燃えて事業活動を行い、地域からの期待や信頼に高い水準で応えることができる企業をつくるためにも経営理念が必要になる。社員が創造力を発揮し、もてる力を十分に発揮できる社風と理念をつくり、共に育ちあう人間集団としての企業をつくりあげなければならない」とし、同友会活動と企業経営について触れました。
★ベル食品のHPはこちらをご覧ください
http://www.bellfoods.co.jp/
(社)北海道中小企業家同友会オホーツク支部
第4期オホーツク村 村長 斉藤尚樹
オホーツク支部では組織活性委員会と会員有志により、8月31日まで会員増強プロジェクト「第4期オホーツク村」を展開しています。現在の会員数は213社(7月末現在)ですが、期間中に230社を達成したいと思います。8月25日にはベル食品の福山恵太郎社長をお招きして開催するDOYU交流会があります。同友会がよくわかるお話をしていただきます。同友会にお誘いしたいあの方とご一緒にご参加ください!
また、会員の皆さんには既にアンケートのお願い等でお知らせしておりますが、来年度はオホーツク支部設立30周年の記念の年度でもあります。一人でも多くの新会員の皆さんと記念すべき日を迎え、新しいスタートを切りたいと思います。
入会対象者の情報がございましたら、事務局までご連絡くださいませ。資料をお送りするか組織活性担当役員と一緒に訪問し、会の説明をいたします。皆さんのご協力をよろしくおねがいいたします。
]]>冒頭、オホーツク大地の笹川社長は同友会について触れ、「同友会は皆と腹を割って本音で語り合うことができることだ。同友会の事業に参加し、隠すことなく話すことで相手もそれ相応の話を返してくれる。今の私があるのは同友会があるからだ。同友会運動と企業経営は車の両輪とはよく言われるが、実体験を通じて本当にそう感じる」と述べ、自らの経営体験と合わせて同友会の魅力について述べました。
その後参加者が自己紹介を通じ、それぞれの企業の立場で問題点や課題について話し合い、懇談しました。
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岡村氏は「問題の起こり方には問題を予期するもの、感知するもの、そして問題が向かってくるものなど様々なケースが考えられる。監督者はそれぞれに応じて解決法を講じなければならない。監督者は経営者の代理であり、会社を守り、従業員の生活を守る立場にある。そのためには日頃からの良い人間関係を作り上げておく必要があるのではないか」とし、事実を掴むこと、よく考えて決めること、処置をとること、あとを考えることの4つを要点としてまとめ、2講の学びを社内で実践することの重要性を強調しました。
]]>岡村氏は、監督者と部下との良好な人間関係を築く基本心得として、「部下の仕事ぶりが良いかを当人に伝え、もっとよくやれるように導くことが肝要だ。また、当人の力をいっぱいに生かすために、伸びる道の邪魔してはならない」とし、良いときは褒め、部下に関係のある変更事項は前もって知らせることも、社内における円滑な人間関係構築において大事な要素になると提起しました。
加えて氏は「社内で問題は必ず起きるもの」と事例を用いて説明し、その際の部下の言い分や気持ちを掴むポイントとして、①言い合いをするな、②当人が重要だと思っていることを話す気にさせる、③話をさえぎるな、④早合点するな、⑤話を独り占めするな、⑥良い聞き手になれ、以上のことが監督者に必要だと強調しました。
管理監督者訓練編第2講は3月16日(水)19時から開催します。
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