トークバラエティーという新しいスタイルの企画です。
7名の職人が登壇し、動画で仕事やワザを紹介した後、やりがい、失敗談を語り、「道具クイズ」では参加者とやり取りしながら大いに盛り上がりました。
最後に、いま社会的な課題になっている「職人の確保と教育」についても触れ、どうワザを継承していくべきかについても熱く語っていただきました。
]]>東京ディズニーランドの設立から関わり、元東京オリエンタルランドのフード部長などを
歴任した岩間徹夫さんが「お客様も、そして、自分自身もシアワセ感じる”おもてなし”」
をテーマに講演いただきました。
網走市エコーセンターには40名を超える参加者が集い、話に聞き入っていました。

回転寿司トリトン、べんとう家ごはんごはん、かつ徳などを多店舗展開する北一食品の矢吹氏は「経営理念を毎朝朝礼で唱和するなど、新入社員に対しても説明を欠かさない。また、社員には上から一方的に与えられる仕事をこなすだけではなく、自分で考える力を養ってもらうように働きかけている。社員に対しては、時間とお金をかけて育てていく必要があり、会社の成長は社員の成長なくしてありえない」とし、社員教育で重視している点について語りました。また矢吹氏は、「社員にはどんなことでもいいので自分自身の目標をもってもらいたい。それを新年に書き、発表し、途中経過を報告するなど、目標実現にどれくらい力を注いでいるかをチェックしている。また、ありがとうノートを取り入れ、社員間でのコミュニケーションを図るよう努めている」と語りました。
システムの企画設計運用管理を手掛けるシステムサプライの岡村氏は、「入社後3年間はSEの指示のもとで仕事をすることが多く、そこで仕事の基本を習得する。そして次のステップとして自分なりに工夫し自ら目標を持ち、課題の解決法を自ら考えさせるようにしている。そして、将来的にはチームをまとめ、会社の組織目標達成に向けて活躍するために社員教育に努めている。まずは会社を知り、事業を知る。そして、会社の経営理念を知ることで、自分自身の立ち位置を明らかにし、さらに高みを目指すように働きかけている」と語り自社が取り入れているポジショニングシートの事例について語りました。さらに岡村氏は「業界は日進月歩。社員に全てを教えることはできない。企業を存続させるためには、時代の価値を見極め、価値を創造できる人間集団としての組織をつくりあげていかなければならない」と強調しました。
★北一食品のホームページはこちらをご覧ください
http://www.kita1.co.jp/
★システムサプライのホームページはこちらをご覧ください
http://www.system-supply.net/
演台に立ったキャリアバンク北見オフィスの飯澤氏は、現在の経済情勢に触れ、「企業を取り巻く環境は刻一刻と変化している。企業人として指示を待つのではなく、主体性を持って動く行動力、自己課題や組織課題を発見した上での目標設定力、職場での意思疎通を促進し、効率的業務を行う会話力がより一層求められるようになっている」とし、企業が求める人材について語りました。
さらに飯澤氏は「企業などの組織では、社員一人ひとりの業績がチームや各部単位での業績と絡み合って全体の業績を築き上げる。顧客、取引先、市場などの組織外との信頼関係を形成して、より強固なものにするためにも、組織内の連携を保って効率的に業務が進むように、個々人が自分の仕事に対する責任をもつ強い意志が必要」と述べ、業種を問わず企業の社会的責任に注目が集まる昨今、組織の中の一個人としてあるべき姿について語りました。
]]>藤井氏は、売上構成の93%を道外市場が占めていることに触れ「流通コストの高さが課題であったが、『北海道で作ったコロッケを全国に広めたい』という強い思いで販路を拡大した。『サンマルコ食品といえばコロッケ』というブランドイメージも確立しつつあるが、さらに新しい商品を提供し続けたい」とものづくりに対する思いを語りました。
また、社員教育について、「『知らないことよりも、知っている振りをすることが恥である』と社員に言い聞かせている。私も含め、質問しやすい社風が自社の特徴だ」と報告。続けて「行動が伴わないと評価はされない。知っているだけではなく、行動が血肉化(ちにくか)し、習慣化するまで言い続けることが社長の仕事だ」と述べました。
最後に「会社は社長の器よりも大きくならない。経営者が学び、成長することで会社も成長していく。経営者、人として成長するためのヒントがたくさんある同友会を、ぜひ活用していただきたい」と同友会の魅力に触れました。
講演会後は、藤井社長、ゲストの方々を囲んで交流会を行いました。
会場では、経営者や幹部社員の皆さんが、自社の取り組みや同友会の魅力を語り合い、交流を深めました。
2009年に条例が制定された別海町の取り組みは、全国的にも注目されています。条例制定運動を牽引してきた、同友会南しれとこ支部別海地区会の山口幹事長(富田屋代表取締役)は、「別海町は言わずと知れた酪農中心の町。条例運動を進めるきっかけとなったのは、一次産業従事者と同様に、町内の中小企業者も地域の経済活動においては中心的な役割を果たす存在だと理解してもらいたいという強い想いがあったからだ」と語り、条例制定までのプロセスについて触れました。
また山口氏は、条例制定後の取り組みのひとつである『医良同友(いいどうゆう)』設立の背景について、「条文の8条にあるように、中小企業者として暮らしやすい地域社会の実現に貢献するためには、行政に任せるだけではなく、私たちもできることをやろうということでできた地域医療確保活動だ」とし、行政、商工業者、町民らの緊密な連携の必要性を示唆しました。
さらに、条例制定後に行った「地域内再投資力プロジェクト」で、研究チームの一員として別海町の地域分析を行った北海学園大学の大貝氏は、「ないものを探すのではなく、この地域には何があるのかを徹底的に知ることが重要だ。地域経済の特質や個性を把握する客観的な分析が、施策立案の根拠になる」と強調しました。
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SMIは、「サクセス・モティベーション・インスティチュート(研究所)」の略称で、本部はアメリカテキサス州にあります。目標達成のためには、そのスキルと同時に、心構えが重要であることを研究発表している会社です。複数業界における社員教育、家庭内教育、学校教育、個人能力開発、そしてスポーツ選手のメンタルマネジメントまで幅広く研究し、大きな成果を出しています。
覚張氏は「モティベーションは、モーティブ(理由)+アクション(行動)が語源であり、勢いやテンションとは違うもの。結果が出る人は、行動する明確な理由を持っている」とし、成功への心構えについて説明。さらに目標達成へのアドバイスとして「目標は具体的な数値で設けることが大切。『いつまでに何を成し遂げる』という期限と数値を示すことが、目標達成への一歩となる」と述べました。また、多くの人が課題とするモティベーションの低下について触れ「一度金メダルを獲得すると、モティベーションは下がってしまうもの。金メダルを獲る理由、つまり新たな動機を見つけることで、モティベーションを維持していける」と述べ、オリンピックの金メダリストを例に挙げて解説しました。


髙橋氏は「世の中には様々なサービスが存在するが、こちら側の一方的なものではなく、お客様にしっかりと受け止めてもらわなければ意味がない。そしてそれを継続することが重要だと考えている。お客様に、カラオケボックスがそこまではやらないだろう、と思っていただき、感動していただけるような店作りを追求したい」とし、何か一つでも”こだわり”を持つことが重要だと示唆しました。加えて髙橋氏は「夢を叶えるためには弱音を吐かないことだ。『吐く』からマイナスイメージ(弱音)を取り除けば、『叶う』になる。事業展開をする中で様々な人に出会い、助けられた。いただいた恩は石に刻み、お客様第一主義という観点を徹底的に追い求め、お世話になっている網走と地域に貢献していきたい」と語りました。
講演後、自社の現状を踏まえた企業戦略についてグループ討論をし、活発な意見交換がされました。
]]>晴天に恵まれた旭川買物公園通りには、昨年を上回る32店舗が軒を連ねました。支部間や、各団体と積極的に交流を図ってきた北昴輝学舎は今年度が初出展。早くも来年度へ向けた意気込みも聞かれました。オホーツク北見塩やきそばは予定していた食数を完売。オホーツクビールも8割を販売しました。青年経営者の力が集まり、旭川の気温を上回る熱意に包まれた一日になりました。
]]> 今回のセミナーは紋別市、紋別商工会議所の後援のもとで開催。成功に向け、支部執行部および地区会役員が中心になって、会員外の企業の皆様にも積極的に声かけをし、広くPRをしてきました。
その運動が奏功し、雄武町など近隣からも会員の方々が集いました。また行政をはじめ、今年度の活動方針に条例制定運動の積極展開を盛り込んでいる商工会議所からは会頭、事務局長らが出席。セミナー後、今後の学習会をはじめとする条例制定運動においては、商工会議所と同友会とがより緊密な連携しながら進めていきたいとの前向きな声も聞かれ、今セミナーを契機に一層の運動展開が図られそうです。
守代表理事は「日本の企業の99%が中小企業であり、従業者数の80%強が中小企業に従事している。地域経済の主要な担い手である中小企業の振興こそが地域に住む人間のくらしを守ることに繋がる。1999年の中小企業基本法の改正により、地方自治体は政策の立案から実施までを行う責務が生じた」とし、紋別市においても、地域性や特異性を生かした政策が必要であると示唆。さらに氏は「条例は作っただけでは何も変わらない。作った条例でわが町の何を変えていくのかを、行政や商工団体が一緒になって議論していくことが肝要だ」とし、紋別市における条例制定に期待を寄せました。
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